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ベネフィットコンサルティングコラム

Vol.02 独自の「ゴールデントライアングル」で資金調達をサポート

最近の傾向として、中小企業からの資金調達のご相談が多くなっています。一般的に資金調達が必要な場合には、最初のステップとして「地方自治体の制度融資をご紹介する」もしくは「銀行から資金を引っ張ってくる」という手段があります。メガバンク、地方銀行、信金信組、、ノンバンク等と交渉しても融資が厳しい場合には、次のステップとして「投資家から資金を集める」という手段があります。これは、その中小企業に魅力ある事業があり、それに対して投資家が資金を投入してくれる際に成り立ちます。通常、資金繰りコンサルティングでは、だいたいこの二つのステップで資金調達を行います。

しかし、実際にはこれらのステップでも資金調達ができないというケースも存在します。私どもは第三のステップとして「ゴールデントライアングル」という手段を設けています。資金調達が必要な中小企業に、ファンドが直接資金投入を行うとなると、中小企業の倒産や業績不振でファンドが大きな損失被害を受けるというリスクが生じます。それでは、なかなか中小企業への投資が実現されません。そのリスクを回避するために我々が行うのは、まず中小企業を上場会社にM&A(業務提携、または買収、増資、貸付など)させること。そしてファンドには、その上場会社に対して投資を行ってもらうようにします。ファンドが一定の資金を投下するのと引き換えに、上場会社には中小企業を子会社或いは、資本や業務の提携先として受け入れてもらうというわけです。この場合、上場会社が上場廃止にでもならない限りファンド側の持ち分がゼロになることはありませんし、当然ながら上場会社にも「投資をしてもらえる」という大きなメリットが生まれます。「中小企業」「上場会社」「ファンド」のこの仕組みを、資金調達の「ゴールデントライアングル」と我々は呼んでいます。現状、同業他社では行っていないこの第三のステップが可能であるというところが、弊社の強みでもあります。

資金調達のゴールデントライアングル

また、最近はこのゴールデントライアングルがグローバル化している傾向があります。例えば中国では、ユーロやドルの信頼が落ちている今、比較的健全な日本への投資に興味を持つ投資家が増えています。その点においても、今後はこのゴールデントライアングルを適用した資金調達が中国だけに限らず、香港、シンガポール等からの投資実績も含め増加傾向にあります。

資金調達を行うにあたって、中小企業の社長の方々にも心得ていただきたいことがあります。資金調達の目的には、設備投資や運転資金の投入などがありますが、我々は借金を返すための資金調達、いわゆるリファイナンスは行いません。安易に「返せるだろう」と見込んで資金調達を求める方もいらっしゃいますが、借金の問題は決して気合で乗り切れるものではないのです。まずは財務、経営見直し、抜本的な梃入れを図ります。そこで事業再生の軌道を作ってから資金調達となりますので、そこをよくご理解していただきたいと思います。また、ゴールデントライアングルの手段で資金調達をした場合、中小企業は上場会社のガバナンスの中に組み込まれる可能性が高いので、親会社へのコンプライアンスが必要になり、勝手な経営が許されなくなります。財務会計の報告など、本業以外にも力を入れる必要が出てきますので、それをしっかり受け入れていただきたいと思います。

そういえば先日、とある年商100億の企業の社長さんがご相談にいらっしゃいました。上半期の決算のタイミングでご相談に来られたのですが、業績に関してはもちろん何の問題もありませんでした。しかしその社長さんは、「これを機にしっかり手綱を締めておきたい。今のところ業績も順調で破たんの心配もないが、現状に何か無駄はないか、社員のモチベーションは大丈夫か、人員の整理は必要ではないか、今の段階で諸々調査してほしい」とおっしゃっていました。つまり、組織を活性化させるために相談に来られたというわけです。そのリスクマネジメント意識の高さには感動しました。そのレベルで組織を管理できる社長さんであれば、事業再生という悩みを抱えることはおそらくないでしょう。会社が健全なうちから第三者に調査してもらうということは、会社経営において非常に重要なのです。

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